vivo X200 Ultraのカメラスペックリーク
次期フラッグシップスマートフォン「vivo X200 Ultra」に関する新しいカメラスペックの情報が、Weibo上でリークされました。
vivo Xシリーズは、ブランドを代表するハイエンドラインとして、カメラ性能とパフォーマンスの高さで知られており、今回のvivo X200シリーズも既に一定の評価を受けています。
さて、今回のリークによれば、vivo X200 Ultraはvivo X100 Ultraと同様にトリプルカメラ構成を継続する見通しです。
X100 Ultraのカメラは、2024年発売のスマートフォンの中でも最高峰の性能を誇り、1インチイメージセンサー「LYT-900」の恩恵がその高い評価の礎となっています。
LYT-900は、飽和信号量が約1.3倍に増加し、ダイナミックレンジが向上。22nmプロセスによる省電力化と高度な低ノイズ機能により、暗所でも高精細な画質を実現します。
この高性能なイメージセンサーは、2024フラッグシップには必須のパーツとなっていました。また、”1インチ” というセンサーサイズも、宣伝効果としてある程度の魅力となっています。
しかし、来年発売予定のvivo X200 Ultraのメインカメラには、1インチセンサーが搭載されない可能性が高いとされています。
Digital Chat Station氏のリークによると、vivoは新たに50MP 1/1.3インチ前後のセンサーを採用する方向のようです。
センサーサイズだけ見ると小さくなってはいますが、このメインカメラにはもしかしたらF1.2-F5.0の可変絞りが搭載され、焦点距離は35mm程に伸びると考えられています。
どちらの情報もDigital Chat Station氏によるものですが、F値に関するものについては機種名が伏せられているため、X200 Ultraのスペックを示唆しているのかどうかは確定していない状況です。
仮にX200 Ultraが1/1.3インチ + F1.2になった場合、イメージセンサーが受ける受光量としてはX100 Ultraを上回り、現状最も受光量が高いスマートフォンとなります。
この1/1.3インチ前後のイメージセンサーに関する詳細なスペックはまだわかっていませんが、vivo X200 Proに搭載されたLYT-818である可能性が高いようです。
他のスペックも相当高く、vivo X200 UltraにはLYT-818(1/1.28インチ)の超広角カメラが搭載されるとしています。
LYT-818というと、vivo X200 Pro/Pro Miniのメインカメラとして新たに採用されたイメージセンサーであり、低照度時に活躍するUltra High Conversion Gainに対応していることが大きな特徴です。
もしLYT-818イメージセンサーが超広角カメラに採用されるなら、vivoは「デュアルメインカメラ構成」というキャッチコピーを使用し、X200 Ultraの宣伝に活かすことが予想されます。
他には、200MPのペリスコープが採用される点です。
このセンサーは、X100 UltraやX200 Proでも使用される1/1.4インチで、長距離ズームにおいて鮮明なディテールを可能にし、優れた遠距離撮影性能を誇ります。
ただし、ネーミングがHPXに変更されるとのこと。HPXというと、大体似たようなスペックで既にRedmi Note 12 Pro+に搭載されていますが、これと全く同じものなのかはまだ分かっていません。
その他スペック・発売日・価格
vivo X200 Ultraのプロセッサには、Qualcommの最新SoC「Snapdragon 8 Elite(SM8750)」が搭載されるとされています。
vivoは既にこのチップセットを搭載したフラッグシップ機を予告しており、X200 Ultraがこれに該当する可能性は ほぼ100%と言って良いでしょう。
前モデルであるX100 UltraがSnapdragon 8 Gen 3を採用していたことから、今回のアップグレードによってさらに高い処理性能とエネルギー効率が期待されます。
vivo X200 Ultraは2025年春頃に中国市場で発売予定ですが、今回もグローバル版は発売しない可能性が高いです。
価格は不明ではあるものの、ハードウェアの刷新が多いことと、Snapdragon 8 Eliteの製造価格高騰によって、X200 UltraはX100 Ultraから値上げされるかもしれません。
情報元 : weibo.com / weibo.com/u/6048569942 / x.com/That_Kartikey / www.sony-semicon.com